毎年のように猛暑が続き、熱中症による救急搬送者が増えています。
「水を飲んでいれば大丈夫」と思われがちですが、実はそれだけでは十分ではありません。
今回は、今日からすぐに実践できる具体的な熱中症対策をご紹介します。
① のどが渇く前に水分補給をする
熱中症予防で最も大切なのが水分補給です。
のどが渇いたと感じた時点で、すでに軽い脱水状態になっていることがあります。
おすすめは30分~1時間ごとにコップ1杯(約150~200ml)の水を飲むこと。
特に起床後・外出前・入浴前後・就寝前は忘れずに水分を補給しましょう。
② 汗をかいたら塩分も補給する
大量の汗をかくと、水分だけでなく塩分も失われます。
水だけを大量に飲むと、体内の塩分濃度が下がり、体調を崩すことがあります。
外で長時間活動するときは、
- スポーツドリンク
- 経口補水液
- 塩分タブレット
などを上手に活用しましょう。
※高血圧などで塩分制限がある方は、医師の指示に従ってください。
③ エアコンは我慢しない
「電気代がもったいないから」とエアコンを使わない方もいますが、とても危険です。
室温は28℃以下を目安にし、扇風機を併用すると効率よく室温を下げられます。
特に高齢者は暑さを感じにくくなるため、室温計を見ながら調整することが大切です。
④ 外出時間を工夫する
気温が最も高くなる午前11時~午後3時頃は、できるだけ長時間の外出を避けましょう。
外出するときは、
- 帽子
- 日傘
- UVカットの羽織り
- 冷感タオル
を活用すると体への負担を軽減できます。
⑤ 首・脇・足の付け根を冷やす
体を効率よく冷やすには、太い血管が通る場所を冷やすのがポイントです。
特に、
- 首
- 脇の下
- 足の付け根
を保冷剤や冷たいタオルで冷やすと、体温を下げやすくなります。
外出時は小さな保冷剤をハンカチで包んで持ち歩くのもおすすめです。
⑥ 朝食を抜かない
朝食を抜くと、水分や塩分が不足した状態で一日が始まります。
朝食では、
- 味噌汁
- ヨーグルト
- バナナ
- 果物
など、水分やミネラルを含む食品を取り入れると熱中症対策にも役立ちます。
⑦ 熱中症の初期症状を知っておく
次のような症状があれば熱中症の可能性があります。
- めまい
- 立ちくらみ
- 筋肉のけいれん
- 頭痛
- 吐き気
- 強いだるさ
このような症状が出たら、
- 涼しい場所へ移動する
- 水分・塩分を補給する
- 首・脇・足の付け根を冷やす
をすぐに行いましょう。
意識がもうろうとしている、水分を飲めない、呼びかけへの反応がおかしい場合は、ためらわず119番通報してください。
まとめ
熱中症は、少しの心掛けで予防できることが多い一方で、重症化すると命に関わることもあります。
特に小さなお子さんや高齢者は重症化しやすいため、ご家族で声を掛け合いながら予防することが大切です。
今年の夏も、
「のどが渇く前の水分補給」「エアコンを我慢しない」「暑い時間帯の外出を控える」
この3つを意識して、元気に夏を乗り切りましょう。
💡ワンポイント
暑さ指数(WBGT)を確認する習慣をつけると、熱中症リスクの高い日が分かります。外出や屋外での作業前には天気予報とあわせて確認するのがおすすめです。


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